愉快犯

クリスマス発表会・・・寺子屋の園児が踊る「UFO」ですが、いよいよ、へそ出し衣装を着けての練習です。やはり、本番の衣装を着けると、子どもたちの顔が真剣です。ピンクレディーにも負けません！という顔をして踊っています。

職員がスマホで動画を撮り、園児たちは、動画で自分のダンスをチェックします。「腕の振りが小さい！」とか「もっと足を上げて！」とか「動きが反対！」などの声が聞こえてきます。子どもたちは、自分なりに完成度を上げたいと頑張っているようです。

さて、今日は、朝から大事件です。さいたま市の幼児政策課から電話があり、「〇〇中学校で、爆破予告の不審物が発見されました。警察による交通規制もあるので、外遊びは注意してください」との連絡でした。屋上で遊ぶので、保育園の子どもたちには、何も問題はないのですが、その中学校は、我が子３人の母校です。職員の子どもも現在通っています。

こうなると、朝から気が気ではありませんね・・・・。

事の詳細は、朝７：１０「この箱を開ければ爆破する」等の紙が置かれた不審物が、中学校内で発見されたそうです。本物の爆弾なら大変な事になるので、警察が出動し、周辺道道路は交通規制が引かれます。マスコミも取材に駆けつけ、上空にはヘリコプターまで飛んでいたそうです。

登校する生徒は、グランドに避難し、すぐに臨時休校となったようです。学校関係者は、警察の聴取を受けるなど、一時は騒然としました。そして、１１：１９不審物に危険性がないと確認され、交通規制も解除になったようです。約３時間にわたり、中学校は、緊張に包まれた時間となったのです。

この騒動をどこかで楽しんでいる「愉快犯」がいることでしょう。学校の防犯カメラなどこれから、警察の捜査が進んでいくものと思われますが、この手の犯罪が起きるたびに「何が楽しいのか？」とあきれるばかりです。

愉快犯に物言っても仕方ありませんので、保育園で同じようなことが起きた場合の行動を頭に入れることにします。まずは、子どもたちを落ち着かせ・・・イオンの警備室の連絡です。すみやかに子どもたちを避難させ、あとは、プロに任せる・・・今回の騒動は、頭の中でシミュレーションを行う訓練とします。