季節は冬に向かって寒さも増してきましたが、屋上のファームでは、大根、ブロッコリー、キャベツ、白菜の収穫が始まりました。そして、季節外れのパッションフルーツも12月には収穫できそうです。大根は、子どもたちが「大きなカブ」と呼ぶ、聖護院(しょうごいん)大根です。
さて、今日は面接試験のお話です。大人のあなたは、今までに、何度か面接試験を受けたことがあると思いますので、思い出してください。(笑)
最近の就職戦線での面接試験は、かなり多様な内容になっているようです。
「当社の志望動機は何ですか?」「あなたが学生時代に打ち込んだことを話してください」「あなたの長所と短所は何ですか?」などが、必ず問われる「直球質問」ですね。
しかし、これは、予習が可能で、面接者の自然体がわからないということで、最近では、「変化球質問」をする企業が多いそうです。今年は、オリンピックイヤーでしたので、「あなたなら東京オリンピックをどのように盛り上げますか?」「あなたがアスリートだとしたら、どの競技に出場しますか?」などなど・・・
また、「あなたの自己紹介を面白おかしく話してください」「あなたの得意技は何ですか?」など、こうなると、事前の予習ではどうにもなりませんね。普段から、突然の無茶ぶりにも冷静に対応できる能力や、常に平常心でどんなことがあっても慌てない心が求められるのかもしれません。
私も、以前勤めていた民間企業では、面接官をたくさんさせてもらいました。「今から30秒で考えてください。あなたの結婚式で、親への感謝のメッセージを言ってください」なんていう無茶ぶり質問をするような問題?面接官でした。その質問に、感極まって涙して母親への感謝を語った女子学生がいました。もちろん、彼女は合格です。(笑)
学校の成績だけでないその人の自然体の姿をいかに面接試験で引き出すか・・・企業側としては大切な判断基準です。昨日のブログで紹介した「非認知能力」が問われる時代になってきました。
今度、保育園の子どもたちと「面接ごっこ」をしてみたいと思います。(笑)
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