和太鼓の響き

今日の連絡ノートには、運動会での子どもたちの成長やがんばりに対してのコメントが、いっぱいありました。中には、「走れず、踊れず、甘えてばかり・・・全然ダメ!」という辛口コメントもありましたが、練習でダメダメな園児は一人もいませんでした。しかし、本番ではママやパパを目の前にして、突然頑張れなくなってしまうことも多いのです。私たちは、練習でがんばる○○君や○○ちゃんを見ているので、安心してください。

 

多くは、昨年と比べて、これだけ成長した・・・涙が出てきた・・・本当にうれしかったというコメントに、私たち先生たちもうれしい思いでいっぱいです。

 

今日からは、運動会の練習はありませんので、屋上で自由遊びです。まだ収穫が終わっていなかったサツマイモ畑があるので、イモ堀りを楽しみました。実は、9月30日に収穫した畑のサツマイモの葉を挿し木にした畑だったのですが、ものの見事に、大きなサツマイモが収穫できました。しばらく寝かせて、甘くなったら、子どもたちのお土産です。10月31日のハロウィーンデザートにも、このサツマイモを使ったスイーツを給食の先生が考えています。楽しみですね。

 

さて、昨日は、和太鼓の演奏というか、響きを聴きに行きました。6歳女の子が、1年半前から和太鼓を習っていて、その発表会でした。スイミング、ピアノ、英語にお勉強の習い事をしている園児は多いですが、和太鼓というのは、とても個性的です。

 

小学校入学前のジュニアクラス5人で、素晴らしい和太鼓の迫力を見せつけてくれました。和服にハチマキで、バチを打つ姿は、とても凛々しかったですね。緊張せず、堂々とした姿に、園長としては、うれしい思いでいっぱいです。小学校に入ってもずっと続けるとのことで、継続は力なりで、がんばってもらいたいです。

 

小学生のジュニアクラスまでの太鼓の響きを聴いていたのですが、忍者に扮した装いで、人気アニメ「NARUTO」のテーマや、小学校の4年生か5年生が運動会で披露する「ソーラン節」も迫力がありました。

 

大人になっても、自分の趣味を大事にし、生き生きと頑張っている年配の方も多くいました。「趣味は和太鼓です・・・」なんだか、いい響きですね。

 

来年の運動会では、子どもたちに、ソーラン節を激しく踊ってもらいたいと、強く思ってしまった園長です。テーマは「鼓動」・・・いや、子どもたちには難しい言葉ですね。「祭り」かな・・・じっくり、考えるとします。