今、高校2年の次女が、修学旅行に行っています。場所は、シンガポール&マレーシアです。高校が、海外の修学旅行を取り入れる目的は、色々あるでしょうが、本質的には、社会の「グローバル化」に対応する教育活動の1つ・・・と言ったところでしょうか。
しかし、海外への修学旅行を実施する学校数は、ほとんど増えていないそうです。その背景には、海外情勢の悪化や感染症の流行など、「安全・安心」に対する学校の懸念があると考えられます。今後の増加もあまり期待できないそうです。また、日本を訪れる外国人観光客は右肩上がりで伸びていますが、修学旅行のようなカリキュラムで、日本を選ぶ外国の学校は、あまり増えていないとのことです。
高校生が、海外を経験する事で得られるものは、当然ですが、ここに書ききれないほどたくさんあります。自分たち日本人とは異なるものの見方や価値観に接する、得がたい機会となるでしょうし、修学旅行なら、現地の高校生との交流は、国際交流の第一歩として、貴重な経験となります。
次女が、中学生の時に、クラスの友だちが、父親の仕事の関係でマレーシアに移住することになりました。たまに、日本に戻ってきては、よく遊んでいたのですが、日本との文化の違いを実感したようです。
さて、そんな次女の海外修学旅行の内容ですが、今日は、マレーシアの現地高校生との交流があるようです。明日は、シンガポールの大学生の引率で、市内観光をしてくれるそうです。当然、日本語が通じる相手ではないので、片言英語パフォーマンスで、コミュニケーションを図るのでしょう。
当然ですが、高校の修学旅行は、海外がいいとか国内の方が安全だからと、二者択一で決めることではありません。内容が判断基準であることは言うまでもありません。大人になった、私たちは、今でも修学旅行の思い出は、深く脳裏に刻まれています。
小学校6年の日光、中学3年の京都奈良、高校の九州と私の中でも大切な想い出です。そんな、子どもたちにとっての、大事な修学旅行を学校は、旅行業者丸投げでなく、特別な思いで、企画、実行してもらいたいですね。
次女が帰国したら、受験大国のシンガポール、マレーシアの高校生事情をじっくり聴いてみるとします。そして、次女がどんなことに影響を受けたのか・・・楽しみですね。
コメントをお書きください