今日は、台風一過で、風と共に雲もどこかに行ってしまったようです。屋上からは、秩父の山並みが美しい姿を見せ、その後方に、富士山がはっきりと見えます。まだ、積雪はないようで、真っ黒な富士山です。
さて、秋というのに、屋上では、ちょっとした異変が起こっています。園児が見つけたのは、タンポポの花です。「タンポポは春の花なのに、どろんこ広場に咲いている!」と、6歳女の子が興奮しています。そこには、たった一輪ですが、タンポポの花が咲いていました。
そして、もう一つの珍事は、パッションフルーツの花が咲いたのです。5月に、ホームセンターで、「緑のカーテンにいかが?」という苗を、衝動買いして、屋上に2本植えたのですが、夏が終わり、9月になると、ぐんぐん成長し、ついに10月というのに、季節外れの花が咲いたのです・
赤紫色をした、美しいと言うよりも、グロテスクなハデハデの花です。パッションフルーツは、開花後2カ月くらいで、実になるそうなので、理屈では、年末年始の頃に、収穫です。しかし、夏の果物なので、これから冬にかけて実を結ぶのは、たぶん難しいでしょう。(笑)さいたま市で、パッションフルーツの花を愛でることができただけで、良しとします。
さて、パッションフルーツって、どんな果物が知っていますか?日本では、沖縄、鹿児島、小笠原などで、収穫できます。ハウス栽培なら、全国各地で行われているそうです。ちなみに、栽培面積も生産高も鹿児島県が日本一だそうです。また、亜熱帯の果物にもかかわらず、30度以上の高温が続くと、暑さに負けて花が落ちてしまうそうです。
丸い果実を半分に割ると、中からゼリー状の実とタネがたくさん詰まっています。種ごとスプーンですくって食べます。甘酸っぱい味がします。一度は、生で食べる価値はありますね。
小笠原を旅した時に、宿泊した民宿では、夕食と朝食のデザートが、毎日山盛りのパッションフルーツです。癖になる美味です。
果たして、ホワイトきゃんばすファームで、パッションフルーツの収穫なるか?!少しだけ、期待することにします。
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