選手宣誓をやったことがありますか。「我々は、スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦うことを誓います」というアレです。私も、何回かやったことがありますが、緊張しますね。
最近では、選手宣誓が長くなる傾向にあるようです。この夏の甲子園では、地元兵庫県代表のキャプテンが選手宣誓を行いました。もはや、過去の選手宣誓の域を超えているので、全文を明記します。
『宣誓。私たち高校球児は「不撓不屈(ふとうふくつ)」の精神を胸に、前だけを見て進んできました。今日、甲子園の土を踏みしめた瞬間、これまで支え、導いて下さったすべての方々に、改めて感謝の気持ちがあふれてきました。
今年は熊本で大きな地震が起こり、様々な苦しみや悲しみの中におられる方も大勢見て下さっていると思います。私たちのプレーに共感と新たな希望、そして生きる力を感じて下さるなら、本当に幸せです。
高校野球は新たな1世紀を迎え、この特別な年に、憧れの甲子園で大好きな野球ができることに、大きな喜びだけでなく、不思議な縁を感じています。これからの100年も、高校野球が皆様に愛される存在であり続けるよう、未来への架け橋として、ここ甲子園で、一生懸命最後まで、プレーすることを誓います』
どうですか、この長文をかまないで、忘れることなく言い遂げたキャプテンに脱帽ですね。
さて、今日の寺子屋では、10月22日の運動会で、年長園児3人が「選手宣誓」を行うので、そのセリフをみんなで考えました。
まずは、昨年の宣誓を伝えます。「宣誓。練習一生懸命がんばりました。応援お願いします。」でした。もちろん、昨年と違うセリフを考えてもらいます。
「宣誓・・・パパママも一緒にがんばってね」
「宣誓・・・気にしないでがんばります」
*気にしないの意味は、虫が出てきても気にしないだそうです。(笑)
「宣誓・・・泣いたり笑ったりしてがんばります」
こんな感じで、珍ゼリフがどんどん出てきます。このまま、子どもたちに任せても、難しいかな?と思ったところで、6歳女の子から、素晴らしい内容が出てきました。
『宣誓。楽しんでがんばります。応援お願いします。」
このセリフで、満場一致でGO!となりました。「宣誓↑」という発音が、「先生↓」となってしまうので、全員で声出し練習です。年中園児は、来年「自分が選手宣誓をやるんだ!」と今から気合が入っています。
運動会当日は、まさに、子どもたちが楽しんで、笑顔いっぱいの運動会になってもらえれば、それが最高ですね。
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