今日は、屋上の「ホワイトきゃんばすファーム」で、サツマイモ掘りをしました。前日に「明日はイモ掘りだぞ!」と子どもたちにも、保護者にも伝えていたので、今日の子どもたちは、雨も降っていないのに、半数以上が、長ぐつでの登園です。(笑)
5月7日に、保育参観を行い、パパママと子どもたちで、大切に1本ずつ、サツマイモの苗を植えたのです。実は、苗の植え方によって、サツマイモの収穫に違いが出ます。苗を地面に直角に植えると、数は少ないですが大きなサツマイモになります。また、地面に寝かせるように植えると、大きくはないですが、たくさん収穫できます。
同じ人が植え付ければ、均等になりますが、親子で植えたので、微妙に色々な角度で植え込んでいます。しかし、今日の収穫は、ビッグサイズが多く、収穫量も、かご4杯分になりました。大豊作です。
屋上にファームがある強みは、子どもたちが、自分たちで苗を植えてから、サツマイモの成長過程を観察でき、最後の収穫まですべてのプロセスにかかわることができます。子どもたちは、8月の猛暑に、サツマイモの葉がぐったりしているのを見て、「大丈夫かな?枯れちゃったんじゃないの?」と心配し、9月に入り、気温が落ち着いた頃から、畑中がサツマイモの葉で覆われている姿を見て安心します。
今日の収穫では、土の中から、幼虫やダンゴムシも登場。また、何かのサナギもぴくぴくさせながら土の中から出てきました。「キャー・わー」と子どもたちの叫び声が屋上に響きます。自称「虫博士」の6歳男の子が、それぞれを手にして、大活躍です。
また、サツマイモの葉には、バッタが跳んでいます。サツマイモの葉の色に合わせて、緑色ではなく、茶色に近い色です。子どもたちにとっては、保護色の勉強となります。
サツマイモは、収穫してから5日以上経つと、甘みが増します。イモ類やカボチャは、とうもろこしや枝豆と違って、すぐに食べてはいけません。しっかりと甘みを増したところで、来週子どもたちのお土産になります。
すでに、ママとスイートポテトを作ることを決めている4歳女の子・・・親子で植えたサツマイモの苗が、最後は親子で料理されるなんて・・・素敵すぎるストーリーです。
実は、今年のサツマイモには、もう一つ仕掛けがあります。今回収穫した畑の苗を使って、いわゆるコピーサツマイモを別の畑に植えたのです。サツマイモの苗は、そのまま土にさすと根が生えて成長するのです。こちらも、順調ですので、2週間後くらいに、もう1回イモ掘りを楽しみます。
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