残されたものを最大限に生かせ！

４歳女の子が、昨日放映された、NHK「おかあさんといっしょ」に出演しました。収録は、数カ月前に終わっていたので、とても楽しみにしていたのですが、堂々と踊り、大きな声で歌っていました。「さすが！ホワイトきゃんばすの子どもだ！」と満足するおやじ園長です。

そして、今日は、雨の中の屋上遊びとなりました。雨がやんでいたので屋上に行くと、熱帯低気圧になった台風１３号の影響で、空には、真っ黒で不気味な雨雲が、迫っていました。一瞬のうちに、バケツをひっくり返したような大雨です。屋根の下で、子どもたちは、ワクワクしながら大雨見学です。半分以上の園児が無謀にも「雨に打たれたい！」と言ってきました。

「もう少し待って！」と言うと、雨が小降りになります。子どもたちは、もう雨の中の遊びを抑えることができません。思う存分、水たまりをジャブジャブしながら、洋服をびしょ濡れにして遊びました。「夏の雨は気持ちいい！」なんて言う５歳女の子です。いやいや、本当に楽しそうに、ずぶ濡れです。（笑）

さて、ブラジルのリオではパラリンピックが開幕しました。

「失ったものを数えるな。残されたものを生かせ」という言葉があります。これは、「パラリンピックの父」と言われるルートヴィヒ・グッドマンさんの、パラリンピック精神の原点と言われる有名な言葉です。

これを聞くと、障害があるなしにかかわらず、すべての人に当てはまることだと、いつも思います。私も、年齢を重ねるにつれ、肉体的には失うものが多いですが、残されたものを最大限生かすことによって、まだまだ充実した時間を持つことが出来ると強く考えたいものです。残されたものの中には、「経験」や「知恵」も当然含まれます。

パラリンピックの熱い戦いを見ながら、この言葉を深く考えていきたいですね。