驚くべき出来事が起こりました。何と、今日1日だけで、4人の園児が、補助なしの自転車に乗れるようになりました。
昨日で屋上のプールが終わり、今日からは、秋のスポーツ強化と銘打って、今まで、補助付き自転車なら上手に乗りこなす園児を次々にトライさせました。
負けず嫌いナンバーワンの4歳女の子に「○○ちゃん・・・自転車の練習やってみるかい?」と聞くと、まだ自信がないのか、やらないと言います。すると、もう一人の4歳女の子が、「やってみる!」と言い出したのです。
内向的な性格の女の子ですが、自信があったようです。1回で乗れるようになりました。スタートだけ、園長がフォローすれば、50メートル以上乗っていることができました。
これを見ていた、もう1人の4歳女の子も、元来の負けず嫌いの性格で「わたしもやってみる!」と決心がついたようです。
そして、こちらも1回でクリアです。彼女は、スタートも自分でできるようになりました。こうなると、プラスの連鎖が始まります。保育園という集団生活は、他の園児の影響を受けて、子どもたちは成長していきます。大人の社会と何ら変わりありません。(笑)
女子に負けてたまるか・・・と3歳男の子2人が挑戦しました。何度かトライして、二人ともに20メートルほどですが、乗れるようになりました。一人は8月に3歳になったばかりです。
「今日のノートに、自転車に乗れるようになった!と書いておくからね。ママ、パパにも言うんだよ」と話をすると、4人の子どもたちは、自信に満ちた素晴らしい笑顔を見せてくれました。
日本人は、自己肯定感が低い民族と言われています。裏返せば、謙遜する文化ともいえるので、一概に悪いとは言えませんが、子どもたちが、自分に自信をもって、自分を信じて生きていくようにならないといけません。「自転車に乗れた!」という、小さいことかもしれませんが、この1つ1つの積み重ねを子どもたちに経験させることが大切ですね。
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