ハンブルグステーキ

この店では、ハンバーグステーキではなく、ハンブルグステーキと呼びます。そう、1930年、昭和5年に銀座に店を出した、「つばめグリル」という店です。

 

昨日、娘二人を連れて「うまいラーメンを食べに行こう!」となったのですが、「チェーン店は、絶対にダメ」と、生意気を言ってきます。世の中の産業と言うものは、店舗が増えて、規模が大きくなればなるほど、基盤が強くなるのが常ですが、外食産業だけは、そのセオリーが当てはまりません。難しい商売ですね。

 

「つばめグリル」は、東京と神奈川の一部で21店舗しかありません。我が埼玉県には、店はありません。ライバル視されている千葉県にもありません。大規模チェーン店にしなかったので、長く続いた老舗洋食レストランというポジションを守っています。

 

昨日のカンブリア宮殿を見ていたのですが、私も「つばめ風ハンブルクステーキ」のとりこの一人です。アルミホイルの包み焼に、ナイフを入れると、そこに旨味が凝縮された逸品が現れます。ハンバーグの上に、ビーフシチューがかかっていて・・・もう「おいしい!」としか言いようのない味なのです。

 

放映では、3世代が通う店という紹介がされていましたが、この味が忘れられなくて、何度も足を運んでしまうのです。

 

営業で外回りをしていた頃は、池袋では東武のプラザ館の上、二子玉川のショッピングセンターでもお昼は「つばめグリル」、品川駅を降りれば、駅前の「つばめグリル」と仕事よりもハンブルグステーキを食べることに、気持ちが傾いてました。(笑)

 

この「つばめ風ハンブルグステーキ」は、つばめグリル全店合計で、1日6500食も売れるそうです。おいしさの秘密は、店内で肉をミンチして、出来立てを提供することです。作りおきをしません。この手間ひまかけた仕事が、圧倒的なおいしさにつながるのです。

 

どうです・・・ハンブルグステーキが食べたくなってきましたか・・・ということで、今日はグルメレポートのブログとなってしまいました。(笑)