営業の仕事は、売上を上げて、利益を確保するだけでなく多岐にわたるのですが、その中で、情報収集も重要な仕事の一つですね。
若き営業マン時f代の話です。「何かいい情報はないかい?」と、人に情報をもらうことばかりの先輩がいました。「先輩。情報は、人に与えないと自分にかえってきませんよ」と生意気にも言ってしまったことがありました。(笑)
あなたは、仕事でも遊びでも、良い事や成功事例などを他人に話すタイプですか?
情報というのは、人から人へ伝わって流れているものですが、不思議なことに、情報は発信した量だけ、新しい情報を受信することができます。私の経験で言えば、受診した情報の質は、自分の発信した情報の質に比例します。
つまり、「与え好き」のあなたが、良い情報を人にたくさん流すことができれば、「与え好き」のあなたのところに、良い情報がたくさん集まってくるということになります。
保育園の子どもたちを見ていると、おもちゃを独り占めにして、他の園児に何も与えない園児は孤立します。「どうぞ」となんでも与えることができる園児のところには、子どもたちも集まるし、新しいおもちゃも集まることが多いですね。何より、先生の微笑ましい視線が集まります。
「与え好き」の人の周りには、人もモノも集まるという、経済の循環のような法則があるような気がしてなりません。もちろん、学術的に証明されていることではありませんが、私たち大人の生き方としては、「与え好き」の方が、幸福な人生と言えるのでしょうね。
そして、子どもたちにも、「いじわるしちゃだめよ!」という説教のような言い方でなく、「お友だちにいい事をすると、不思議と自分にもいい事がたくさんかえってくるんだよ」と教えたいですね。
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