夏休みの宿題が減った?!

今日は、保育園の手伝いに職員の小学校6年生の娘と夏休みの学童保育に卒園児の小学校1年生の女の子が、園児のお昼寝タイムに、夏休みの宿題をやっています。

 

みなさんの「夏休みの宿題」の思い出はどんなものですか?

 

私たち大人が、子どもの時も、我が子が小学校に通っていた時も、「夏休みに多くの宿題が出て、8月末の追い込みで何とか片付ける・・・・」というパターンがほとんどでした。中には、7月中に終わらせて、8月は、その名の通り「夏休み」を満喫するごく少数派もありましたが、夏休みのイメージは、「与えられたものを2学期の始業式という納期に間に合わせるやっつけ仕事」といったところでしょう。

 

ある人は「夏休みの宿題は、子どもが遊んでいると不安だという保護者の気持ちと学校の事なかれ主義がタッグを組んだ、中途半端で意味のない悪癖」と辛口のコメントを言います。

 

そんな、夏休みの宿題が、最近では、減少傾向にあるといいます。自由研究は、必須ではなく、やるもやらないも自由になったり、絵日記などが、どんどんなくなっているとのことです。宿題だけでなく、小学校の「プール開放」や自治体が行うような「ラジオ体操」も日数が減ったり、無くなったりしているそうです。

 

また、夏休みとは関係ないですが、学校のチャイムも、地域住民の「うるさい」という声を意識して、回数を減らす学校もあるそうです。地域と学校がタッグを組んで、子どもたちの安全や成長を見守っていくのが理想ではあるのですが、現実は、そうではないようです。

 

話を夏休みの宿題に戻します。これを「一斉保育」と「見守り保育」で例えるとわかりやすいかもしれません。ある程度、「こうしなさい・あーしなさい」と子どもに道筋をつけてあげた方が、スイッチが入るタイプと、自分のやりたいことを見つけられる子なら、見守っている方がスイッチが入ります。

 

子どもそれぞれ、個性色々ですから、この夏休みの宿題にしても、多いのがいいとか悪いとかの、二者択一は難しいですね。親が、我が子にとって、どうすれば有意義な宿題をこなすことができるか、これは、親の夏休みの宿題かもしれません。(笑)