単身赴任で働くお父さんへ、小学校1年生のこうすけ君からの手紙です。
「おとうさんへ。ぼくのたからものは、ぼうえんきょう。おぼえている?おとうさんがかってくれたぼうえんきょうだよ。ベランダから、とおくのふじさんをみたり、とりみたいにとべたらいいなぁと、のぞいてみたりもする。でも、ほんとうにみたいのは、なごやではたらくおとうさんだよ。みえるといいなぁ。つぎにかえってきたとき、なごやのことおしえてね。こうすけより」
保育園にも、長い出張のお仕事があるパパがいるのですが、こんな手紙をもらったら、たまらんでしょうね。大切な宝物です。
遠く故郷にいるおばあちゃんへ、小学校3年のゆいこちゃんの手紙です。
「おばあちゃんへ。この前は福岡に遊びに行けてとっても楽しかったよ。ありがとう。毎日おばあちゃんのえいようたっぷりの、おいしいおりょう理をおなかいっぱい食べたおかげで、わたしもお父さんもお母さんも、ずっと元気もりもりだよ。
おばあちゃんに会うたびに、わたしはおばあちゃんのことが、もっともっとすきになるよ。なぜなら、わたしが、せがのびたことやできるようになったことを、いつもすぐに気づいてたくさんほめてくれるから。ほっぺたを合わせて、ぎゅうってしてくれるからうれしいよ。そして、お母さんとわたしが大好きな「赤毛のアン」のお話をたくさんしてくれるから。わたしはもうアンんとお友だちみたいだよ。おばあちゃんは、さいごに空こうでいつもないちゃうから、今年は「お見おくりいらないよ」って言ったの。でも、やっぱり空こうで会いたくなって、ないちゃったよ。何もしてくれなくていいから、ずーと元気でいてね。ゆい子」
まだまだ先になりそうですが、私にも孫ができて、こんな手紙をもらったら、溺愛しすぎて、孫を甘やかす、ジジになるのでしょう。
ということで、たまには、心が洗われるような、素敵なお手紙を読んでもらいました。
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