5月中旬に子どもたちと植えた、カゴメの「凛々子(りりこ)」ですが、今年は残念ながら不作です。2か所に分けて、屋上のファームで育てていますが、1か所の方は、苗が枯れてきて生育が悪かったり、トマトの害虫として悪名高き、オオタバコガという蛾の幼虫が、実に穴をあけて食べてしまう被害も多く出ました。
生育不良は、カルシュームや肥料不足による土の問題か、連作ではないのですが、前年に隣のスペースで、同じナス科に属するじゃがいもを植えていたせいか・・・原因は、そんなところにあると思われます。
とはいえ、りりこの収穫量は、他のトマトの品種の何倍もあるので、今日までに、荷車2杯分、ざっと200個以上の収穫がありました。保護者のお土産にはきちんと貢献していますが、完熟まで収穫を待っていると、カラスに食べられる被害もあるので、完熟前に収穫して追熟させて、冷凍庫に保管。トマトソースなどの料理に使ってもらうようにしています。
別場所の「りりこ」は、順調に育っているので、これからの収穫は、まだまだ見込めます。関東地方は、この1週間、夏とは思えない涼しい日々が続き、屋上のプールも1回だけしかできませんでした。
この夏のファームは、トマトやオクラは不作・・・逆に、いつもうまくいかないスイカが、カラスの被害があるものの、多くの実をつけています。チャレンジで植えた「パッションフルーツ」の苗も、順調に育っています。
人の力では、どうにもならない自然相手の天気・・・そして、野菜が育つ基本になる土の管理、そして、害虫対策・・・こうして、「毎年同じ答えを出してくれないところに、ファームでの野菜作りの魅力がある!」とおやじ園長は納得して、「しゃーない!」とつぶやくのです。(笑)
コメントをお書きください