外国のテレビ局が来日して、日本の紹介番組を制作する・・・という、いつも楽しみにしている番組を見ていました。今日は、メキシコです。メキシコと言えば、ルチャリブレというメキシコのプロレスの華やかさとテキーラを飲んで、陽気な人々というイメージですが、実は、世界で一番の肥満率だそうです。アメリカを抜いてトップです。
メキシコのテレビ局が注目した中に、日本の学校給食がありました。メキシコには、給食がなく、ほとんどが、親から昼食代をもらって、学校の売店で購入して食べるのだそうです。栄養バランスを考えたようなメニューではなく、放課後には、学校の正門前に、ポテトチップスやアイスクリームの売店も並ぶそうです。
子どもたちは、当然、誘惑に負けてしまうわけです。こうして、偏った食生活が、メキシコの肥満率の増加をもたらしているそうです。日本の小学校の給食の映像をメキシコ人が見るシーンでは、大人も子供も「目がテン」です。(笑)
管理栄養士が作成する献立メニューの内容はもちろんのこと、子どもたちが自ら、配膳やおかわりを順番を守り、整然と行っている姿に、唖然としています。私たち、日本人にとっては、子どもの頃から当たり前に経験していることですが、世界の国々の中には、弁当持参、売店で購入、帰宅して食べるなど、給食のない国も多いのです。
「ニッポンっていいなぁ~」というのが、この番組の締めとなるのですが、日本では、公立小学校の給食はほぼ100%ですが、公立中学校となると、都道府県によって格差があります。大都市である横浜市や大阪市では、ほとんどの学校で給食がないそうです。意外ですね。毎日、お弁当作りをする保護者に頭が下がります。
そして、給食費が払える収入があるにもかかわらず、身勝手な理由で、支払いを拒む親があるというのは、世界でもあまり例がないかもしれません。
今日は、日本では当たり前の給食を世界目線で(大げさですね・・・)考えてみました。
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