戦後の第一次ベビーブームと言われた、昭和22年から24年生まれの団塊の世代から、少し若い世代が、まもなく、定年退職や65歳までの嘱託延長が終わろうとしています。
この世代の人たちは、1つの会社での終身雇用が当たり前で、悪い言い方をすれば「会社人間で、退職すると、これといった趣味もなく、何をしていいかわからない。家庭ではお荷物扱い」という男性が多いと言われます。
しかし、昨夜の「ガイアの夜明け」では、サラリーマン人生で得たものを生かして、やりがいのある第二の人生を送っている人たちにスポットを当てていました。
あのディズニーストアで接客のプロとして、何度も賞に輝いた男性は、その能力をオーダーメイドの紳士服専門店の接客改善に活かします。また、大手家電メーカーの工場勤務のプロは、中国での生産ラインの非効率と低い完成度の改善に乗り出します。
「大企業出身」という肩書で、中小企業に入り込むと、様々な軋轢で、うまくいかないことが多いと言われます。しかし、間に入る人材派遣の会社が、中小企業支援のための研修を行い、様々な偏見やプライドを捨てることから始まります。
もともと、大企業で培ったノウハウや技術、能力は、業種が変わっても、大いに生かされるのです。第二の人生を楽しむ人たちは、「自分の居場所が見つかった」と喜び、給料は二の次だそうです。(笑)
サラリーマンとして、組織で働いた経験は、「よのなか」を生きていくすべをたくさん経験していることにつながります。そんな、貴重な経験が、次のチャンスにつながるのです。
そうです。私こと「おやじ園長」も、「サラリーマン人生で得たものを生かせ!」を幼児教育のフィールドで実践しているのであります。はい。
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