昨日、4歳女の子が、「NHKおかあさんといっしょ」のテレビ出演の収録を無事に終えました。実は、ハガキで当選した3歳児以上の子どもなら、誰もがテレビで放映されるわけではないようです。
「泣いたら退場!」という厳しいルールがあるそうです。言われてみれば、放映中に、泣いている子はいませんね。ただし、初対面の子ども同士を上手に、「歌って踊れる、キッズアイドル」にするプロがいるそうです。保育士でも、なかなかできませんね。(笑)
放映は、9月ということで、楽しみが増えました。
さて、本日参議院選挙が公示され、全国で約390人前後の立候補者となるようです。今回、初めて18歳までに選挙権が引き下げられます。若者の政治への関心が高まりつつあるので、投票率がアップして、盛り上がるのでは?という意見もあれば、国民全体の政治への関心が薄れているので、最低の投票率になるのでは?とも言われていますね。
政治への関心が、高かろうが低かろうが、自分の考えで、候補者を選び、一票を投じたいですね。投票もしないで、「あの政治家は、金の使い方に問題がある!」と批判したところで、むなしい雄たけびにすぎません。
そこで、世界の投票率を調べてみました。投票に行かないと、罰金が課せられるオーストラリア、ベルギーや、選挙人名簿から抹消されてしまうシンガポールなどは、90%を超える投票率です。
先進国の中では、日本だけでなく、アメリカやフランスも60%を切るそうですが、罰金など何もしなくても、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーなど北欧の国々は、80%前後の投票率です。消費税の負担は大きいけど、福祉が充実していることに、国民の政治的関心が高いと言われています。
また、世界には、驚異的な投票率の国が存在します。1980年から2016年までのデータによると、1位ラオス99.69% 2位ベトナム99.51% 3位ルワンダ98.8%だそうです。これらの国も、罰金や逮捕などはないそうです。選挙に行くことが国民の義務として当たり前になっているのでしょう。
この統計によると、日本は153位です。ただ、投票率を上げることが、目標になるのは、いかがなものかと思いますが、投票に行くということは、支持する政党や候補者を決めなければなりません。決めるには、候補者の政策などをきちんと考える必要があります。ここに、政治への関心が見いだせれば、日本人一人一人が、「明日の日本をどうすればいいのか」を考えることにつながります。小さなことですが、とても大切な「はじめの一歩」ですね。
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