さいたま水族館

さいたま水族館は、埼玉県羽生(はにゅう)市にある、海なし埼玉県の象徴でもあり、国内有数の淡水魚水族館です。12日未明に火災が発生しました。この水族館は、淡水で生息する136種類、約9300匹の生物を飼育しており、今回の火災で、国指定の天然記念物「ミヤコタナゴ」や絶滅危惧種の「ニッポンバラタナゴ」など26種類約1600匹が死んでしまいました。

 

ホシガメなどが買われていた水槽のヒーターが火元だそうで、館内が停電して、他の水槽の冷却装置が停止したことで、多くの生き物が被害にあったようです。

 

羽生市には、東北自動車道上り羽生パーキングエリアの「鬼平江戸処」があります。人気のエリアで多くのドライバーが訪れます。江戸時代にタイムスリップしたかのような、不思議な空間です。また、さいたま水族館のある羽生水郷公園は、昨年のゆるきゃらサミットの開催地でもありましたね。

 

私も、子どもが小さいころには、さいたま水族館によく遊びに行きました。リーズナブルな入場料(確か大人でも300円くらい)に、ただの鯉のエサやりに子どもたちは夢中になります。大人にも魅力がたくさんあります。屋外の池には、チョウザメがいるのです。そう、あの高級食材「キャビア」は、チョウザメの卵です。生チョウザメの姿は、思わず、大人も興奮してしまいます。

 

さいたま水族館と隣の加須(かぞ)市にある、これも埼玉県が誇る遊園地「むさしの村」をセットにして、よく出かけました。もう、何年もさいたま水族館に行ってませんが、特別展などで、カメやヘビを集めたり、なかなか個性的な水族館です。

 

まだ、火災の影響で、休園しているそうですが、早く開園して、子どもたちの笑顔であふれる水族館に戻ってもらいたいですね。

 

まだ、さいたま水族館に行ったことがないあなた・・・イルカもサメも鮮やかな熱帯魚もいませんが、大いに楽しめます。