星飛馬(ほしひゅうま)が投げる大リーグボールの夢を見ました。
野球漫画の象徴ともいえる「巨人の星」・・・私が子どもの頃は、夢中になったものです。そして、多くの野球少年が生まれました。
体重の軽い投手が投げる球は、軽い。ミートさえすれば、勝手に球は飛んでいく。こんな根拠のないことを子ども心に信じていた私です。星飛馬が、どんな剛速球を投げても、プロでは通用しない。そこで、大リーグボールという魔球が登場するのです。
大リーグボール1号・・・これは、バッターの動きを予測し、心理を読み、バットにボールを命中させて凡打に打ち取るという魔球です。しかし、ライバル花形満によって、打たれます。
大リーグボール2号・・・これは、野球盤にも装備されるようになった、有名な「消える魔球」です。砂ぼこりがボールを消すのですが、小雨や風の強い日には投げられません。
大リーグボール3号・・・これは、下手投げのスローボールで、「バットをよける球」です。バットの風圧でボールが浮き沈みし、当たらないというという魔球です。この魔球は、打撃力の弱い投手に打たれることがたまにありましたね。しかし、これを多投することで、星飛馬は、左腕の投球が二度とできなくなってしまいました。
「巨人の星」を知る世代にとっては、当時の記憶を懐かしんでもらいましたか。まったく知らない人にとっては、こんな、夢物語だけど、子どもたちが真剣になった漫画があったことを理解ください。
ちなみに、星飛馬やその父、星一徹の瞳は、よく炎上していました。(笑)
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