絵の具でこいのぼり

今日から、子どもたちの、こいのぼりの制作が始まりました。いつもは、クレパスを使用して絵を描く事が多いのですが、今回は絵の具を使います。

 

子どもたちは、チューブから好きな色の絵の具を好きなだけパレットに出します。画用紙に、フィンガーペインティングの手法で、模様をつけていきます。画用紙を半分に折り、これがコイの体の部分になります。

 

いきなり白の絵の具をパレットに出す4歳男の子・・・「白の画用紙に白かな?」と思ったものの、そのまま見守ります。その後、パレットいっぱいにたくさんの色を出し、画用紙には、棒線をいくつも描くような素敵な作品となりました。大人目線では、今日の最高芸術作品です。

 

今日は、寺子屋さんから2歳児まで、絵の具に挑戦したのですが、赤と青を混ぜると、紫になったり、赤と白でピンクになったりと、様々な色を混ぜ合わせることによって、新しい色ができることに、興奮する子どもたちです。

 

ふと、こんなことを考えました。

 

子どもたち一人一人に、個性という色があります。でも、そんな個が、他の個と交わることで、新たな色を見せてくれることがあります。これは、子どもたちだけでなく、大人にも当てはまりますね。

 

人は一人では生きていけません。多くの人たちに多くの影響を受けて、時には学び、時には反面教師として、成長していくのかもしれませんね。