今日の16:02に札幌駅を出発した最後の寝台特急「カシオペア」・・・3月26日に北海道新幹線が開業するにあたり、青函トンネルの電圧が新幹線用に変わるので、定期運行が終わりとなります。約17年間続いた、オール2階建てのデラックス車両も17年の幕を閉じます。
そして、この寝台特急「カシオペア」がデビューした時には、モーニング娘として、バリバリのアイドルで活躍していた、石黒彩さんが、昨日保育園にやってきました。取材の内容については、7月に出版される雑誌の時に、お話させていただきます。
今日は、モーニング娘世代のママパパのために、石黒彩さんの話に絞ります。(笑)
子どもたちの歓声と笑顔で迎えられた石黒さん。第一印象は「目ヂカラが強い」です。石黒さんに負けないくらいの美人マネージャーが一緒だったのですが、マネージャーは、常にカメラマンが撮る石黒さんの写真をチェックし、「鋭い目」になっている写真は削除してしまうそうです。(笑)
石黒さんには、この4月で、高1・中2・小6の3人の子どもがいます。子育ての話で、「私も保育園の職員も、誰ひとり子育てがうまくいったと思う者はいません。保護者には、たくさんの失敗談を語っています」と言うと、石黒さんは「私も全然ダメ。子育てはまったくうまくいかないです」と思わず本音を語ります。
学校の先生の話題では、「子どもの担任は、いい先生だけでなく、どうかなぁ~という先生にもなることがあるでしょう。でも、社会に出れば、いい人ばかりではないので、そんな先生になっても、子どもがどうするかの問題だと思っています」と、多少の事では、動じない強さを感じました。
まだ10代の頃から、芸能界の辛酸を経験している彼女は、人からの批判にもへっちゃらです。彼女が出した料理本もファンからの高い支持だけでなく、「こんなレベルの料理本なら参考にもならない」といった痛烈な批判もあります。
彼女と話をしていると、昔の名前である「初代モーニング娘」というブランドではなく、今の石黒彩、これからの石黒彩で生きていくんだ。もちろん、多くの壁にブチ当たることなど計算済み・・・という思いが伝わってきます。
「昔の名前」を捨てるか、大切にするかは、人によって様々ですね。私の場合は、「元民間企業でバリバリ?働く営業マン。よのなかを生きるすべをたくさん知っています」という過去は、これからも園長として、子どもたちと共に学んでいく時に、とても重要な「昔の名前」です。
ともあれ、美人の元アイドルに浮かれることなく(笑)、こんなことを考えていたおやじ園長です。
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