今日は、立春です。暦の上では春に突入ですが、まだまだ寒い日々が続きますね。そんな中でも小さな春を見つけました。犬の散歩コースでの梅の大木が、まだ2分咲きといったところですが、小さな花を咲かせていました。
そこに5羽のメジロが、花びらをついばんでいます。なんだか、ホッとする光景です。
さて、今日は「教師の秘伝」を紹介します。川崎市立川崎小学校の校長先生が自ら作成したそうです。この学校は、若手教員が多く、必読の書となっています。
内容は、「アクティブ・ラーニング」の手順を示した内容だそうです。この「秘伝の書」の基礎に置くのは「どの子も授業中は活躍できることが大切」という考えだそうです。まずは、「発言しても安心!」という雰囲気づくりを重視します。この学校では「はーい、はーい!」と自らの考えを言おうという、子どもたちの大半が手を挙げる姿が、日常的だそうです。
想像するには、子どもたちが、大人の想定をはるかに超えた突拍子もないことや質問とは全く関係ないことを発言しても、全てを受け入れることができているのでしょう。子どもたちは、自分の中で、まだ十分に答えが出来上がっていなくても、手を挙げて答えたいという気持ちが大きいものです。そこを潰してしまうと、子どもたちの、主体性や積極性が台無しになってしまいます。
今は、「アクティブ・ラーニング」を授業に取り入れる、高校や中学は当たり前ですが、これからは小学校でも、自らが考え、先生の話を一方的に聞くことが中心の授業ではない取り組みが主流になります。
一般企業などの組織で働いた経験のある人なら、このアクティブ・ラーニング思考は当たり前ですが、学校の先生にとっては、教え方が難しいと言われます。この「教師の秘伝」が十分に役立っているようです。
今後の日本の義務教育の授業内容の変化は、とても楽しみでもあり、難しくもあるのです。
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