節分の豆まき

今日は、自分たちが作った鬼のお面をかぶって、豆まきをするので、登園時から、子どもたちの意気込みが違います。朝のお片付けタイムでは、みるみるうちに、おもちゃや絵本が片付いていきます。そうです。早く豆まきをしたいからです。(笑)

 

そして、青空の下、屋上での豆まきが始まりました。金棒を持った赤鬼と青鬼役の先生に向かって、「鬼は外!」と勢いよく豆を投げるのですが、普段は、何事にも動じず、どっしり構える2歳男の子が、泣きべそです。ところが、絶対になくであろう2歳男の子が、楽しく鬼を追いかけています。子どもたちの意外な一面を見ることができます。

 

豆をまくだけでなく、食べることも子どもたちの楽しみの一つです。自分の年より1つ多い数だけにしてしまうと、6歳の園児でもたった7粒しか食べられないので、「好きなだけ食べてもいいよ。でも、地面に落ちている豆は食べないでね・・・」

 

先生たちは、1歳児クラスが、豆の拾い食いをしていないか、目を光らせます。「あんまり食べると給食が食べられなくなるぞ~」と声をかけると、子どもたちは、「豆はお菓子だから別腹で~す」なんて、ませたことを言います。

 

鬼を追いかけて、たくさん走った子どもたち・・・今日は珍しく、3人の園児が、給食の「いただきま~す」を言う前に、ウトウト寝てしまいました。

 

朝の会での読み聞かせで「泣いた赤鬼」を何度も読んでいるので、どうやら、子どもたちは、鬼は怖いという気持ちはほとんどないようです。例のauのテレビCMでのオニチャンは、ちゃらい設定ですので、ますますですね。

 

なにはともあれ、今日は、広い屋上に、子どもたちの歓声がひときわこだました一日でした。