雪だるま

今日は、午前中に雨から雪に変わり、子どもたちは「屋上で雪遊びをするぞ!」なんて、盛り上がったのも束の間、すぐに雨になってしまいました。今月は、まともに雪遊びができたのは、1月19日の1日でした。

 

子どもたちが、雪遊びで一番やりたいことは「雪だるま」作りです。この日も、屋上ファームに積もった雪で、子どもたちは、雪だるま作りに夢中です。落ちている枝を使って、手を作り、ファームに転がっていたミニトマトで目を作ります。それはそれは、立派な雪だるまの完成です。

 

しかし、翌日になると、その雪だるまの大きさは半分になっていました。もちろん、子どもたちは、雪が溶けてしまったことを理解しています。そして、また翌日・・・ついに、雪だるまがなくなっていました。理屈ではわかっていても、なぜか寂しげな子どもたちです。

 

自分たちが、心を込めて作った作品が、永遠のものではないことを子どもたちは経験したのです。少し大げさですが、人生もまた、こつこつと歩んで作り上げたものが、なくなってしまったり、形を変えてしまったりすることは、よくある話ですね。子どもたちも、こうして、生きることを学んだのだ~なんて、今日の雪を見つめながら、珍しく、感傷に浸るおやじ園長です。(笑)

 

でも、ホワイトきゃんばすの子どもたちは、こう言うでしょう。

 

「園長先生・・・また作るから大丈夫だよ・・・今度は、もっと大きいのを作って、すぐにはとけない雪だるまにするから・・・」なんてセリフかな。頼もしい子どもたちです。(笑)