今日は、さいたま市立宮前小学校の保幼小連絡協議会に出席しました。保育園や幼稚園の卒園児を受け入れる小学校で、一人一人の細かい引き継ぎをします。この春、ホワイトきゃんばすからは、2名の園児が、この宮前小学校のお世話になります。
まずは、小学校1年生の授業参観をさせてもらいました。1年生は4クラスあるのですが、2つのクラスの授業が、とても印象的でした。1つは、4月に入学する新1年生に、招待状を作る授業です。
「小学生になったら、どんな素敵なことが待っているか、みんなで考えて」と担任は、子どもたちの意見をまとめます。
「たくさん遊べるよ」「いっぱい友だちができるよ」「勉強がたくさんできるよ」「ブランコや築山(つきやま)で、いっぱい遊べるよ」「給食がおいしいよ」「校庭が広いよ」などなど、子どもたちは積極的に発言します。先生の誘導もすばらしく、とても内容のある授業でした。子どもたちは、この授業中に招待状まで書いてしまいました。
もう一つは、「先生たちにインタビューして、いろいろなお話を聞いてみよう」という内容です。まずは、どの先生にインタビューしたいか・・・次に「インタビューで準備するものは何?」を子どもたちに問います。
校長先生や保健室の先生などたくさんの先生の名前があがります。次は、インタビューする前に何を準備するかです。こちらも、多くの子どもたちの手が上がりました。
「先生に聞くことを決める」「大きな声でインタビューできるようにする」「メモを用意する」「相手の顔を見てインタビューできるようにする」などなど、1年生としては、なかなかの意見が出てきました。休み時間などを使って、グループ別に、実際にインタビューをするようです。
授業スタイルが、昔と違ってきたのかもしれません。先生が一方的に黒板を使って授業をするではなく、先生と一緒に国語の教科書を音読するのでもなく、そこには、受身ではなく、子どもたちが自分で考える授業が重要視されるようになってきたのでしょう。とても、いい印象を持ちました。
そして、ホワイトきゃんばすの2名の園児の引き継ぎの時間です。もちろん、小学校に入学して、担任が自分の目で見て、指導をしてもらうことに変わりはありませんが、今年も、毎月、保護者に読んでもらう成長の記録をしたためて、時間をかけて引継ぎをさせていただきました。
今回、担当していただいた先生は、特別支援学級の担任です。実は、日本の特別支援学級のあり方について、私自身考えるところがあったので、その先生とは、多くの意見交換をさせていただきました。この内容については、あらためて、書かせていただきます。
今年も、宮前小学校には「うちの娘と息子をよろしくお願いいたします」という親心で出席した、保幼小連絡協議会でした。
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