後半のステージは、いよいよ寺子屋園児たちのオンステージとなります。0歳児から2歳児の園児たちは、観客席でパパやママたちと一緒に応援するのですが、応援するだけでなく、来年は自分も寺子屋さんみたいに、たくさん出演して頑張るんだ・・・と2歳児は、ここでも目標を見つけます。
寺子屋園児は、幼稚園で言えば、年少・年中・年長の異年齢です。この年齢になると、練習の成果がしっかりと結果につながります。運動会が終わってからの、練習の成果を出してもらいます。(笑)
プログラム5は、合奏「うみ」です。最初に歌います。これは、いつもの練習取り大きな声でよく歌えました。問題は、このあとの楽器です。ピアニカ、トライアングル、スズ、カスタネットとザルに小豆を入れて波の音を演出します。3歳児にとって、リズム合わせはまだ難しく、練習では、全員OKは一度もありません。本番では・・・大成功とはいきませんでしたが、なんとか形にしてくれました。リードするピアニカの演奏はバッチリです。
プログラム6は、園長と子どもたちが繰り広げるドタバタ劇「さかな学校」です。シナリオなしのアドリブ勝負でしたが、子どもたちのボケやツッコミもあり、笑いも取れました。魚などの海や川の生き物役を子どもたちがこなし、園長は、「さかなクン」の衣装で、魚学校の校長先生をしたのですが、子どもたちの緊張度もゼロで、上出来です。
プログラム7は、ダンス「ひょっこりひょうたん島」です。これは、子どもたちが一番得意とする演目ですので、想定通り、大盛り上がりのカッコイイパフォーマンスを見せることができました。舞台下では、2歳児以下の園児も踊っています。
プログラム8は、最後の演目、劇「うらしまたろう」です。主役のうらしまたろうを演じる6歳女の子は、昨日まで風邪でダウンしてたのですが、今日の本番は、しっかりと体調を戻し、気合が入った素晴らしい演技ができました。
そして、ボランテイアママが作ってくれた、乙姫様3人分の衣装・・・もう凄い!の一言です。乙姫が登場すると、観客席から「きれい・・・かわいい・・」の声が上がります。
おどる姫2人・おどる魚クン4人は、フルコーラス3分30秒踊り続けました。年中4歳児のおどる姫は、完全に女優の顔になっています。4人の3歳児も頑張りました。普通なら3歳児の年少園児はここまでできません。
そして、ラストまで、セリフのミスもなく、素晴らしい演技が続きました。カーテンコールでは、会場から大きな拍手をいただきました。子どもたちの表情を見れば、納得の演技ができたようです。
こうして、今年のクリスマス発表会も大会場という器に負けることなく、子どもたちは最高のパフォーマンスを見せてくれました。運動会が終わって「クリスマス発表会で頑張る」という目標設定をしてから、今日までの時間は、子どもたちの成長の時間でもありました。
子どもたち一人一人の顔を思い浮かべながら、小さな子どもたちに影響を受け、満足感に浸るおやじ園長です。子どもたちに・・・ありがとう・・・です。
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