今日は、クリスマス発表会2回目のリハーサルを行いました。先回お休みで、今日初めて、大ホールの舞台にたった7人・・・ベビー&1歳児は、よくわからないまま大はしゃぎですが、2歳児になると、まったく動じない園児と緊張で固まってしまう園児に分かれます。どちらにしろ、本番では楽しく、ママパパに成長した姿を見せてもらいたいですね。
さて、私が一般企業で働いていた頃、もう10年以上前に、結婚した女性でも旧姓で仕事を続けることができるようになり、これが、当たり前の認識になっていました。
そんな中、夫婦同姓について「夫の姓を選ぶ夫婦が96%に上っており、実質的に男女不平等が生じている」という原告側の訴えに対して、最高裁が「合憲」という判断を下しました。
夫婦同姓はごく自然なこと・・・夫も妻も両方の氏を選択できるのだから、夫婦同姓は合理的な制度だ・・・夫婦別姓になったら、夫婦が簡単に離婚するようになるのでは・・・などなど、この問題については、国民それぞれが、様々な考えを持っていると思います。仕事上では、女性が旧姓の方が「名前が売れている」などの理由で仕事をやりやすいこともあり、広がっていくことに全く異論はありませんが、夫婦となると簡単に、賛成!と言えない問題です。
夫婦がパートナーとしてどうあるべきかについては、最終的には、同姓も別姓もどちらも選択できるような時代になっていくのでしょうが、問題は、子どもです。
各メデイアは、あまり取り上げていませんが、子どもはどちらの姓を名乗るの?兄弟でバラバラだったら?なにより、子ども自身が、なんでパパとママの名前が違って、自分はママと同じなの?と感じる違和感に対して、どう考えていくか、生まれてくる子どもの視点での議論も大切ですね。
夫婦という関係も、夫婦子どもが一緒という関係も、3世代同居も全部家族です。最高裁の判決では「家族を構成する個人が同じ姓を名乗り、家族の一員だと実感することには意義がる」と評価しました。
今回の判決を機に、夫婦別姓をどう考えるか・・・よりも、「家族のあり方」をあらためて考えるのは大事なことだと思っています。
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