クリスマス発表会の合奏「うみ」の練習で、年長の園児が、ピアニカを演奏します。この楽器は、1961年に発売され、今でも鍵盤ハーモニカシェア50%とロングセラー商品ですね。私の3人の子どもたちも鍵盤ハーモニカを必ず吹いて弾いてました。(笑)
ホワイトきゃんばすでは、小学校入学前の5歳児が、このクリスマス発表会に向けてマイピアニカで練習します。また卒園式にもピアニカの演奏をしてもらいます。クリスマス発表会や卒園式という目標に向かって、一つのことをやり抜くことが目的ですので、就学までにピアニカを上手に演奏できるようにするという考えはありません。
ピアニカ演奏がきっかけで、音楽が大好きになったり、屋上で初めて自転車に乗れると、今度はもっと長い距離を乗ってみたいと思ったり・・・子どもたちの行動にスイッチが入るきっかけを保育園ではたくさん用意したいですね。
さて、ヤマハのピアニカですが、定番モデルは、昨年30年ぶりにモデルチェンジされました。保育園の5歳児が使用しているピアニカは、この最新モデルです。学校現場の声を取り入れ、子どもの手にフィットしやすい丸みを帯びた形に改良され、50グラム軽量化されたそうです。
30年間もモデルチェンジがないのは、企業の怠慢ではなく、ずっと愛された商品ということですね。今後、少子化で市場は縮小傾向にありますが、このピアニカは、長く子どもたちと一緒に歩み続けた商品です。今回のクリスマス発表会でも、大いに活躍してもらいます。
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