保育園では、毎月、身長体重測定と一緒に、子どもたちの手形と足形を交互にとります。手形をとるのは、一般的ですが、足形からは、子どもたちの日頃の足の姿が、よく見えてきます。
ホワイトきゃんばすの子どもたちは、土踏まずがはっきりある素晴らしい足形の園児が、多いのですが、最近の幼児の足は、土踏まずがない扁平足、5本指で立てない浮き指、外反母趾など、「足」のトラブルが多いそうです。
東京都江戸川区立船堀幼稚園では、「足育(あしいく)」で、遊びの中で健康な土踏まずを形成し、運動を楽しめる子どもを目指しています。教室内では、裸足で過ごす機会を増やし、ただやみくもに裸足で遊ぶのではなく、幼児が「面白そう、やってみたい」と思えるような「足指体操」「足指ジャンケン」などを取り入れているようです。
同園では、このような取り組みの結果、「土踏まずが完成し、安定感がある」足の割合は、4歳で5割、5歳で6割となり、4歳児の運動能力調査でも、各種目ですべて平均を上回っていたそうです。
ホワイトきゃんばすでの生活は、裸足です。特別な「足育」を行っているわけではありませんが、園児は、元気に裸足で走り回っています。
また、足の発達に欠かせないもう一つの要素が「サイズの合った靴を正しく履くこと」ですね。すぐに成長してしまうからと、大きめサイズの靴を買い与える家庭も多いですが、靴の中で指が動き過ぎたり、逆に窮屈になると、足にトラブルに結びつきます。夏場は、靴でなくずっとサンダルという園児も多いですね。
これから、足形スタンプの際は、きれいな土踏まずが、もっと増えるように「足育」に取り組んでいきます。
コメントをお書きください