今日の子どもたちは「ワイルド」でした。初冬に収穫するとうもろこしのヤングコーン採れたてを、生でかぶりつき「柔らかくておいしい~」・・・まだなんか食べたいという5歳女の子が「大根食べた~い」のリクエストです。抜いた大根をその場でお刺身のように包丁でカットして食べました。辛味もなく、ほのかに甘い味がします。これも、子どもたちが「私も食べる~!」と大騒ぎです。採れたて野菜をかぶりつく子どもたち。こんな贅沢なことはありません。
先日、子どもたちが収穫した大根のインパクトが大きかったようで、連絡ノートでママたちの大根料理のコメントが多く寄せられました。3歳女の子のママは、大根の葉を味噌汁にして、翌日はふりかけにするそうです。そして、週末は大根そのものを料理するとのことです。これを子どもと一緒に楽しむというのがミソです。
3歳女の子は、ファームで大根収穫をすることで、「自分がとった大根」と、食べる気満々・・・そこに、ママと一緒に料理するという楽しい経験がプラスされることで、採って作って食べるまですべて経験できるというわけです。
「キッズキッチン」を主宰する料理研究家の坂本廣子さんは、「子どもは、自分がよく知らないものは食べないもの。嫌いな食べ物を減らすには、食材について理解させる仕掛けが必要です」と言います。ファームでの収穫体験はなかなかできないことですが、スーパーでの買い物で、調理前の野菜を子どもと楽しみながら買い物することはできますね。
保育園では、みんなで給食をとるので、まわりの園児がおいしそうに食べていると、つられて苦手だったものが食べられるようになります。しかし、おうちでは、好き嫌いが多い我が子に、頭を悩ますママが多いのが現実ですね。
一応・・・好き嫌いを減らすポイントをいくつかあげますと・・・
小さい頃から、いろいろな物を食べる経験を重ねる。
嫌いな食材は調理前のものを見せて触らせたり、自分で調理させたりする
自分で盛り付けさせて、量が少なくても食べきったらほめる
嫌いなものを強制せず、楽しく食べる雰囲気を作る
自分から食べようとするまで待つ
これらは、いわゆるハウツーマニュアルです。(笑)
でも、ママパパが、我が子のやリ方を考えるしかありませんね。少しだけ、気持ちを大きくもって、イライラしないで・・・の繰り返しです。
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