運動会の競技は続きます。
「大玉ころがし」では、寺子屋園児がグランドを半周ずつ大玉を転がすリレー形式の勝負です。途中、コースアウトのハプニングに慌てる4歳男の子。必死さが伝わってきます。子どもたちの身長とあまり変わらない大玉を転がす姿は、なかなか絵になりました。
「かめさんを助けろ!」は、異年齢の競技です。大きいい園児が小さい園児を乗せてのソリレースです。ソリから転倒する1歳園児・・・重い園児を引いても動かないというハプニングもあり、会場は笑いで盛り上がりました。
そして、「0歳児サーキットレース」で、ほのぼのムードに浸り、寺子屋園児のサーキットレースがスタートしました。おたまにボール競争→ビールケースジャンプ→三輪車競争→フラフープくぐり→ラストランという障害物競争です。寺子屋園児は、ふだんは補助なし自転車に乗っているので、三輪車のこぎ方を忘れてしまう園児も出てきて、予想外の番狂わせがありました。
そして、「ダンス・ぼくらは小さな海賊だ!」では、保育園の朝の会で練習を積んできました。子どもたちは、海賊スタイルに変身して、かっこよく、かわいく踊れました。
恒例の親子競技は、パパママが、子どもたちをおんぶに抱っこにペンギン歩きで、速さを競います。この運動会で、保育園デビューしたパパもいます。笑いありの親子の絆をたっぷり見させていただきました。
いよいよ、最後のレース、赤白対抗選抜リレーです。寺子屋園児と練習でグランド1周をしっかり走れる2歳児選抜で競います。運動会の最後を飾るにふさわしい素晴らしい戦いとなりました。赤、白のバトンリングを繋ぐたびに順位が入れ替わるデットヒートです。赤組3歳男の子が転倒・・・普段ならすぐに泣いてしまう男の子ですが、すっと立ち上がり、何と前を走る3歳女の子を抜いてしまったのです。すでに、一部の先生の目から涙です。(笑)
勝負はアンカー対決です。赤組からわずか1メートル遅れてバトンリングを受けとった白組。しっかり前の走者をマークし、最後の直線で、二人並んでゴールインです。なんという結末でしょうか・・・両チーム優勝で、平成27年度の運動会の有終の美を飾りました。
運動会本番は一日で終わりましたが、それまでに子どもたちは1ヶ月もの練習を積みました。練習中は、園長の激も飛び、悔し涙を子どもたちは何度流したことか・・・そんな、子どもたちのがんばりを先生たちは見てきたので、心からこどもたちの姿に感動しました。
大きな怪我もなく子どもたちは、ずっしり重い「金メダル」を首にかけて、堂々と胸を張っています。率先して子どもたちのイスを保育園まで運んでくれた保護者もたくさんいました。ありがたいですね。
アットホームな保育園のアットホームな運動会が終わりました。応援していただいた保護者も先生たちも、子どもたちから元気をもらった素敵な運動会でした。
最後に・・・子どもたちに・・・ありがとう!
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