「わっ~!新しい本だ!」と登園する子どもたちの多くが、すぐに発見してしまいます。今日は、10冊ほどの新しい絵本を本棚に入れておきました。
ベビーちゃんや1歳児クラスは、本もおもちゃも同じように乱暴に扱うことが多く、(笑)これ以上修復できない本は卒業です。こうして定期的に新しい本を入れ替えます。本屋さんで買うのではなく、保育園のサポーターや保護者の皆様に協賛していただいたり、職員の家で眠っていた絵本が、何冊もストックされていますので、少しずつ保育園の本棚に登場します。
保育園の本棚は、キッチン側の壁面にくくりつけられています。本をたてて背表紙を見せる普通の本棚ではなくて、表紙が見えるように、横置きの本棚です。子どもたちが、表紙の絵に興味を持って、多くの本を手にしてもらおうという狙いです。
今日も、3歳男の子が、新しい本を手にして、「この字はなんて読むの?」と一文字一文字質問攻めです。3歳ですので、まだ、ひらがなを十分に読めませんが、5歳、6歳の先輩がスラスラ読んでしまうことへの憧れが、そうさせています。
1、2歳児の園児は、文字が読めなくても絵を見ながら、ストーリーを想像しているようです。床に落ちている本を三輪車で平気で踏んでしまう園児もたくさんいますが、大きい園児が普通に絵本を読んでいる姿を見ることによって、まだ小さい園児もマネからスタートです。
絵本の読み聞かせは、子どもたちの想像力を大きく膨らませますが、保育園では、子どもたちが自主的に本を手にできる環境を大切にしています。
夏まつりのカフェ出店で、寺子屋女子の心を熱くさせたスイーツの本も、ずいぶんとボロボロになってきましたが、まだまだ活躍してもらいます。(笑)
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