草原で食べるお弁当・・・と行きたかったのですが、昨日までの雨で草が濡れてしまったので、センター内で食べました。午前中、約1時間半の探検ツアーでしたので、ハラペコの子どもたちです。ファミリーの笑顔がいっぱいでしたので、おやじ園長がお邪魔します。普段の送り迎えでは見かけないパパとも話ができました。
午後の部は、様々な植物の種を見ながらの制作の時間・・・クイズ形式の映像タイム・・・水辺の遊歩道の探検の各30分コースの3本立てです。
植物は、種族を残すために、様々な種となります。紙飛行機のように、遠くまで飛んでいくものや、爆発させて種を散らすもの。タンポポのように綿毛で空を飛んでいくものや動物の体にくっついて、動物の行動範囲に種が落ちるようにしたり、いろいろな種を勉強しました。そして、高いところからひらひらと回転しながら落ちる種を紙の工作で挑戦です。
映像シアターでは、自然を守ることが大切であることを、クイズ形式で、子どもたちは楽しみながら勉強しました。「当たった!・・・間違えた!」と子どもたちは大喜びです。埼玉県では、カエルやヘビまでも絶滅危惧種になってしまったそうです。今から30年後には、田んぼにもカエルの鳴き声がなくなり、ヘビも姿を消しているという最悪のシナリオも考えられるそうです。
そして、水辺の遊歩道の探検ツアーは、午前中の森の中とは違う楽しみがありました。今日は、約2時間も自然の中を散策したので、普段運動不足のママが疲労気味です。子どもたちの方が「まだ全然疲れてないよ!」と元気です。(笑)
最後にこの遠足をサポートしていただいた担当職員からお話がありました。彼は、元小学校の教員です。
「今日、子どもたちは、たくさんの虫を触りました。でも、強く触ると虫はつぶれてしまい、今度は優しく触ると、虫が逃げてしまいます。この絶妙なつかみ感覚をマスターすることは脳を鍛えることにもつながります。虫の命と引き換えに、手先の感覚がこうして養われます。虫が苦手なママも頑張って、子どもたちに、たくさん虫を触ってもらいたいです。」
保護者の方々から「こんな身近なところに大自然があって、しかも、職員の皆様が丁寧にガイドしてくださったので、とても勉強になりました。」と感激のコメントをいただきました。私たちは、自然がいっぱいの環境を子どもたちに体験させたいと思っていますが、植物や動物、虫の知識が不十分です。今回、学習センターの職員のガイドで、子どもたちだけでなく、大人も自然と接するヒントをたくさんいただきました。この経験で、昨日までの自分と違う私が生まれたような気がします。(笑)
そして、子どもたちの中で、将来のいきもの博士が生まれるやもしれません。ホワイトきゃんばすの園児たちは、自然の中で遊ぶ姿が一番よく似合う子どもたちになってきました。楽しく、有意義な親子遠足になりました。
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