児童館にいってみよう・・・
居るところがなかったら、児童館にいってみよう。
やることがなかったら、児童館にいってみよう。
話せる人がいなかったら、児童館にいってみよう。
わかってくれる人がいなかったら、児童館にいってみよう。
がまんできないほどしんどくなる前に、児童館にいってみよう。
これは、児童健全育成推進財団が、児童館の普及活動の中で、自傷や自殺、虐待、犯罪の被害、加害などが危ぶまれる子どもに対して、一人で気軽に立ち寄れる地域の居場所として利用してもらおうと、このメッセージを作成しました。
児童館とは、児童(児童福祉法上0歳~18歳未満の子ども)に健全な遊びを与え、その健康を増進し、または情操を豊かにすること目的として設置される児童福祉施設のことをいいます。現在全国で4600施設あるそうです。これは、児童福祉施設としては、保育所に次いで多い施設です。
私も、我が子が小さい時に、児童福祉施設という意識ではなく、楽しく遊ぶ所という認識で、よく連れて行ってました。
児童館の一般的な認識が、小学生が放課後を過ごす学童保育と間違われたり、若いパパ時代の私のように、赤ちゃんや低年齢の子どもの遊び場ととらえられたりすることが多いので、今回、困難に直面した子どもの居場所としての機能もあるあることを広く知ってもらおうと、「児童館に行こう」というメッセージが発信されたそうです。
子どもの居場所を巡っては、8月に神奈川県鎌倉市図書館の女性司書が投稿した「つぶやき」が話題になりました。「死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい」という内容です。
悩める子どもたちが、学校や家庭以外に、自由に出入りできる場所・・・それが、児童館や図書館だけでなく、フラッと立ち寄ってぼんやりするだけのところでもいいから、あるといいですね。自分の力で見つけられれば最高ですね。
まわりの大人が、正論かざして、やみくもに「頑張れ!」とか「逃げるな!」とか言わない場所。「頑張らなくてもいいんだよ」を感じる場所が増えると、若者を取り巻く、悲しい出来事も少なくなるのでしょう。
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