関東に住んでいる人は、誰もが知っている崎陽軒(きようけん)のシウマイ・・・崎陽軒では、シューマイではなくシウマイとしているのも、有名な話です。
私の学生時代の同期は、横浜出身で、駅弁といえば、崎陽軒のシウマイ弁当しか食べないというほど、熱烈なファンです。この崎陽軒のシウマイ弁当は、日本で一番売れている弁当だそうです。
横浜駅周辺では、駅構内だけでなく、百貨店や地下街にも17の直営店が出店しているので、少し歩けば、すぐに崎陽軒ショップを目にすることになります(笑)。1個800円の中身は、とても充実しています。
今では、当たり前に使っている「真空パック」という言葉は、崎陽軒の真空パックシウマイが、言葉の起源だそうです。また、「冷めても美味しいシウマイ」というフレーズも、実際に製造方法に由来があって、本当に美味しいのです。
真空パックの技術で、日持ちがするシウマイが誕生し、全国展開が可能になったのですが、あえて、ナショナルブランドとして全国どこでも手に入る商品という道を捨て、崎陽軒は、横浜の地元に密着したローカルブランドを選択します。
横浜の小中学校へ出張して「焼売作り教室」を行ったり、横浜で販売する弁当だけは、手作業のヒモで結んであったりと、地元横浜に密着した企業として市民から支持されているのです。ちなみに、私のカミさんは、横浜出身です。崎陽軒のことは、コレクターが多い醤油差しの事もよく知っています。(笑)
今は、事業を拡大することが企業の進む道という考えは、少なくなってきましたね。崎陽軒は、そんな考えを数十年前から実践していたのです。
保育園ホワイトきゃんばすも、小さいけれどキラリと光る保育園で有り続けます。いつものように、強引なオチですみません。(笑)
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