「オトコの脳」「オンナの脳」

女性は経過を大事にし、男性は結論を求める・・・

女性は感じたままにしゃべり、共感によって癒しを得やすいが、男性は客観的で、自分の気持ちや体調、体調の変化などに左右されずに任務の遂行が可能・・・

 

脳科学を切り口に、男女の考え方や感じ方の違いを学ぶ企業研修が広がっているそうです。男女の脳の違いからくるコミュニケーションのズレは、こんな場面であるそうです。

 

女性部下「妊娠しました」 男性上司「いつから休む?」

共感よりも問題解決を優先する男性型の脳は、「おめでとう」「よかったね」などの言葉が出にくいようで、女性としては、妊娠を祝福されていないと感じてしまうかもしれません。

 

女性部下「課長、例の件、部長に伝えたらOKだそうです。」 男性上司「そういうことは私を通すように」

臨機応変な女性型の脳は、肩書き超えての提案に抵抗がない。一方、男性型の脳は秩序を重んじ、こうした提案や発言があると、結果が良くても不快に感じ、組織の秩序を乱す行為ととられるかもしれません。

 

さて、教育の世界では少し違ってきます。男女は、社会的には同等であり、平等であるけれど、生物学的には決して同じではない。というスタンスが一般的です。

 

具体的には、中学、高校で男女別学というのは、脳科学としては、とても理にかなっているという考えです。男女では、教え方が異なる行動が多いのにもかかわらず、男女共学で同じように進めることに問題があるとも言われています。

 

科学的根拠はありませんが、東大の合格率では、共学出身者よりも男女別学の出身者の方が、圧倒的に高いそうです。

 

保育園でも、遊びの種類や言葉のスピードなどで、男女の脳の違いを感じる事は多いですが、あまり決めつけないようにしています。当然、男女の中にも個人差があるので、血液型のように「○型だから、几帳面・・・○型だから大ざっぱ・・・」と先入観による決めつけもいけませんね。

 

ともあれ、私たちの日常生活の中で、この「男脳・女脳」は、考えて行かないといけないようです。