国際試合の緊張感は、戦っている選手だけでなく、こうしてテレビを見る私にも伝わってきます。
出場する選手は、16歳から18歳の若者です。侍ジャパンのユニホームを着ていますが、まだ高校生です。もう、それだけで、たいした連中です(笑)。
今日は、高校野球の聖地甲子園球場で、日本対アメリカの決勝戦です。送りバントをする野球は、日本だけではなく、アメリカも当たり前のようにやっています。ワールドベースボールクラシックで連覇をした侍ジャパンは、バントをする「野球」で世界一になったのですが、今では、バントをする野球が世界標準になっているかのような、国際試合の決勝戦です。
結果は、ベースボールをしていたチームが野球を学び、昔から野球をしていたチームに勝ったのです。
そんな、評論家みたいな言い方は、やめにして(笑)・・・とにかく、いい試合でした。手に汗握る戦いに、高校生の若者たちに魅せられてしまいました。今回の日本のメンバーには、夏の甲子園に出場していない選手もいます。でも、そんな選手が活躍する姿は、何かスカットします。
「甲子園という大舞台には出られなかった悔しさをここでぶつけなければ・・・」という気持ちが、そのまま出ているところが、応援したくなりますね。
結果、悲願の世界一とはならなかったものの、今夜は、久しぶりにいいものを見させてもらいました。明日の野球界を担う若者たちに、感謝とエールを送りたいですね。
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