昨日、ベトナムを特集した番組がありましたが、ベトナムは、今驚異的なスピードで経済成長が進んでいます。実は、現在のベトナムは、1960年代の日本の人口構成比とほぼ同じで、平均年齢が27歳だそうです。ちなみに、現在の日本の平均年齢は46.1歳と、ドイツと並んで、世界ナンバーワンの最高齢です。
1960年代の日本は、1964年に行われた東京オリンピックを前後しての高度経済成長社会でした。ベトナムは、あの長く続いたベトナム戦争が終わって、今年40年となります。当然、戦争で多くの民間人が亡くなり、ベトナム戦争を経験していない世代が、今の人口の中心になっているので、若い国と言えるのです。
そんな歴史的背景も考えさせられますが、日本発の文化が、ベトナムに進出して広まっているようです。高い技術を持ったヘアーサロン、焼きたてベーカリーショップなどが紹介されていました。ベトナムと日本のもう一つの共通点は、食べ物が美味しいことですね。
ベトナム料理は、日本人の口によく合います。ベトナムは、かつてフランスの植民地でしたので、高い食文化が生まれたのでしょう。私見ですが、イギリス領だった国には、あまり美味しい食べ物がありません。オーストラリア、シンガポール・・・まだまだありますが、イギリス料理ってどんなの?とすぐには思い浮かびません。(ごめんなさい)
さて、平均年齢46.1歳の日本の話です。今年上半期の出生数は8万5788人で、前年を2.5%1万2000人上回ったそうです。純粋に、嬉しく思いますね。
プラス要因は、色々とあるようですが、継続的にプラスが続くように願うところです。よく、日本を高齢化が進む年寄りの国としないで、「大人の成熟社会の国」にしていけば、いいのでは・・・とおっしゃる人がいます。しかし、子どもや若者があすの日本を背負っていかねばなりません。少しづつでも、平均年齢が若返る国になってもらいたいですね。
今年1年で、どれだけの子どもたちが生まれるのか・・・期待したいですね。
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