今年の親子遠足は、自然に触れ合うだけでなく、私たちが知らない自然のいとなみを発見したり、勉強したり・・・保護者にとっても、目からウロコの遠足になりそうです。
9月26日の親子遠足の場所は、埼玉県の北本自然観察公園にある埼玉自然学習センターです。今日は、先方の担当者と詳細な打合わせをしました。
今回、ホワイトきゃんばすを担当していただく職員は、以前は都内で、小学校の教員をしていたそうです。子どもたちに、「自然は大切だよ・・・」と教えながらも、自然がない環境だったため、違和感があったそうです。そして、自分が一番やりたい今の仕事に就いたそうです。
公園内を一緒に散策したのですが、クスノキの下に落ちている実を「つぶしてニオイを嗅いでみてください・・・」すると、アボカドの臭いです。実は、クスノキとアボカドは同じ仲間だそうです。そして、クスノキの葉は、防虫効果があるので、ちぎって肌にすり込むと虫よけになるそうです。
よって、クスノキには、虫が寄り付かないのですが、アオスジアゲハというクロアゲハの仲間だけは、臭いへの対応ができ、ほかの虫がいないことをいいことに、悠々と成長するそうです。
エノキの大木がありました。実は、鍋に入れて食べる、あの白いエノキダケは、本来は、このエノキの木に生えるので、エノキダケと呼ばれるそうです。天然のエノキダケは、カサが大きく、キノコらしい姿とのこと。エノキダケは生えていませんでしたが、エノキの実が熟してました。口に入れると、甘さ控えめの餡の味がします。
こんな体験は、ほんの一部ですが、親子遠足では、自然公園のフィールドで、子どもたちにとっても、保護者にとっても、素晴らしい体験をするだけでなく、自然の草木での工作も行います。そして、バードウオッチングも・・・
もし雨が降ったら?・・・中止はしません。カッパを着て、雨のフィールドを観察します。雨の日にしか見られない素敵な自然体験ができるそうです。
ホワイトきゃんばすファームでの野菜作りや、虫取り、幼虫、ダンゴムシに触れる屋上のの環境や先日のナイトツアーでの話をすると、「子どもたちは、ふだんから素晴らしい体験をしていますね。遠足では、素敵なプランをご期待下さい。」と、うれしいことを言ってくださいました。
ホワイトきゃんばすらしい、素敵な遠足になりそうです・・・。
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