今日の寺子屋は、実験をしました。オレンジシャーベットを作ったのですが、冷凍庫で冷やして、おやつにして食べたわけではありません(笑)
まずは、ボールに氷を入れます。「この冷たいカタマリは何?」に全員「こおり・・・」と即答できましたが、そこに、白いものをかけます。子どもたちにやってもらったのですが、「この白いのは何?」に、6歳女の子につられて、全員「さとう」と答えます。
「それじゃ、少しだけ舐めてみる?」で、ようやく塩であることがわかった子どもたちです。塩は、惜しみなくふりかけます(笑)。そこへ、ゼリーカップにオレンジジュースを入れてシャーベットにしようという実験です。しばらく観察すると、ボールの周りが凍ってきました。子どもたちの「なぜなぜ?」の不思議顔が始まります。
氷の中に、缶ジュースをいれると、氷がまわりから熱を奪いながら水になるので、缶ジュースが冷たくなります。ただし、氷の温度も溶けたばかりの水の温度も零度です。しかし、塩をかけると、氷が溶けるスピードが早くなり、周囲から急激に熱を奪います。そして、塩水になるとまた、周囲から熱を奪うので、零度ではなくマイナスの温度になるのです。
今回の実験では、温度計がマイナス15度まで下がりました。シャーベットができるまでは、少し時間がかかりましたが、出来上がった特製オレンジシャーベットを美味しく食べる子どもたちは、全員笑顔です。
子どもたちには、「氷に塩をかけると、冷凍庫の中みたいに冷たくなって、シャーベットやアイスクリームだって作れるんだよ」と話をすると、「すごーい・・・こんなことができるなんて・・・楽しかった」と3歳男の子が言います。
今年の夏は、猛暑続きだったので、おうちの冷凍庫には、アイスクリームなどの氷菓がいっぱいの園児も、今回のような、手づくりの実験アイスなら、気分も違って、さらに美味しく感じたことでしょう。今日の実験は大成功です(笑)。
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ミィーママ (木曜日, 20 8月 2015 10:02)
寺子屋さんで実験してから、毎日言われたぜり~作り…ようやくためせました
ミィーママ (木曜日, 20 8月 2015 10:05)
無事完成し、『でしょ~』のドヤ顔の息子…これから、遊びに訪れる友達にもドヤ顔することが想像できます(笑)