今日は、盆の入りですね。夕方、キュウリやナスで作った、馬や牛の精霊をおいて、迎え火を焚きました。今年は、義理の妹の新盆となるので、福島でお盆を過ごしています。
お盆の習慣は、その地によって、様々な風習がありますが、迎え火や提灯やぼんぼりのあかりをめざして、ご先祖様たちがか帰ってくるのです。
さて、お盆の買い物で、「ヨークベニマル」という東北地方を中心としたスーパーマーケットをぶらぶらしていました。すると、素敵な演出を発見です。食材の前に、その食材を使った「本日のおすすめメニュー」という手書きのレシピと実際の料理が置かれています。
高野豆腐の煮物・・・トマトとまぐろの冷静パスタ・・・いももち・・・刻み昆布の煮物・・・魚の煮付け・・・などなど
今風のカッコイイ言い方では、「モノでなくてコト」を売っているという表現なのでしょうが、それぞれ、野菜売場や鮮魚売場の担当のどなたかが考えた、心温まる演出です。
ただ商品を売るだけでなく、「この食材をこんなふうに使って料理はいかがですか。お盆の食卓を素敵なおもてなしで演出して、大切な時間を過ごしてください。」という提案です。しばらく観察していると、若いママがレシピを手にしました。
「今日の晩ご飯は何にしようかな?」と悩みながら買い物に来る奥様は、意外と多いものです。そんな奥様は、「今日は、どんなレシピの提案があるかしら?・・・」と買い物が楽しくなるでしょうね。
「気軽に購入できる食材で、美味しい料理作りを楽しんでもらい、家族はハッピー!いつでも笑顔でいっぱいの食卓を!」
今日、たまたま買い物をした、ヨークベニマルは、こんな素敵な「コト」を提案していたのであります。
以上、素人マーケティングプランナーの勝手な意見でした(笑)。
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