セミとオタマジャクシとカエルと子どもたち

ナイトツアーで採集した、ビッグサイズのオタマジャクシを見ながら今日の寺子屋が始まります。


「このオタマジャクシが大きくなったら、何のカエルになる?」に5歳女の子がすぐに「ウシガエル」と反応します。「モーモー」と鳴き声までマネしてくれます。ほとんどのオタマジャクシは、春に生まれると、冬までにはカエルになり冬眠します。しかし、うしがえるだけは、2年以上オタマジャクシのままで大きく成長します。冬もおたまじゃくしで過ごすのです。


子どもたちには、ウシガエルの他に、アマガエルやトノサマガエルの画像を見せます。アマガエルを見た4歳男の子は、ど根性ガエルをテレビで見ているようで、「シャツの中でカエルがおしゃべりするんだよ・・・」と興奮気味です。(笑)


次に、セミの勉強です。ナイトツアーで観察した、アブラゼミの羽化の映像を見せると、参加した園児たちが「これ見たんだよ!」と大騒ぎです。羽化は、どちらかといえば、大人が感動するシーンなので、今日は、色々なセミの鳴き声をみんなでやってみます。


「みーんみんみん♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦」「つくつくぼうし・・・♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦」は、すぐにわかりますね。


「カナカナカナ・・・♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦」は、ひぐらし。「ジージージー♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦」と音痴なのが、アブラゼミです。


子どもたちの、セミの鳴き声の合唱で、今日の寺子屋はおしまいです(笑)。