真夏の沖縄

保育園に月に一度送られてくる情報誌「ハナコママ」の8月号の特集は、「家族で行くのが一番楽しい!真夏の沖縄」です。


かつて一世を風靡した情報誌「ハナコ」・・・当時のハナコを読んでいた10代の女子が、結婚し子育てをしているという想定で、このハナコママというフリーペーパーが2年前に創刊されました。ビジュアルがおしゃれで、他の子育て情報誌とは見た目が全く違います(笑)


「保育園ママのための元気アップマガジン」というコンセプトなので、今回の特集を見て「おいおい・・・沖縄なんて、休みも取らないといけないし、そう気軽に行けないだろう。夏だから、沖縄特集がいいんじゃない・・・的な発想じゃないの!?」と思ったものの、実は、ホワイトきゃんばすでも、今まで「沖縄行ってきた!」が6組もあります。


「あの海の青さが忘れられない!」「砂が真っ白なのよ・・・」などなど、リピーター家族もいます。驚くことに、祖父祖母が沖縄に移住をしたという園児もいます。人生を楽しむ素敵な選択ですね。


遠いイメージがありますが、飛行機の乗ればすぐに着いちゃうし、国内旅行の中では、一番非日常を感じる場所かもしれません。


そういう私も、学生の頃に沖縄にはまりました。戦争時の様々な悲劇や現在も続く基地問題に興味を持ったのではなく(ごめんなさい)、その日本離れした大自然です。沖縄本島には興味はなく(ごめんなさい)、ひたすら離島を求める旅をしました。


約1週間西表島にこもっていたのですが、マングローブ、ジャングル、洞窟、星砂の海、魚と戯れる・・・今でも忘れられない映像が脳裏に焼き付いています。ハナコママの特集では、西表島には、あの星野リゾートの立派なホテルができているそうです。私が訪れた30年以上前は、数件の民宿しかありませんでした。


真夏に向けて、子どもたちに「非日常体験」をさせることは、とても意義のあることです。もちろん、沖縄に行かなくても、お金をかけて旅行しなくても、知恵と工夫でいくらでも子どもたちの「非日常笑顔」を作ることができます。


保育園での生活の中でも、多くの非日常体験を子どもたちにさせてあげたいですね。屋上での野菜の収穫・・・カブトムシの誕生・・・池の魚のもぐもぐタイム。そして、イベントも大事です。今度の夏まつりでは、寺子屋園児は「お店」を仕切ります。園児全員でみこしや山車を楽しみます。


ナイトツアーもワクワクドキドキの非日常体験です。今年の新企画「夜の水辺の生き物の観察」は、昆虫嫌いのママも「これなら参加したい」と参加希望が増えています。


ということで、今日は、なんだか意味なく「沖縄に負けないぞ~」と思ったのでした(笑)