保育園のファームでの野菜作りにあたって、私の頭の中だけでは限界があります(笑)。そこで、参考にする書物は多いのですが、隔月刊の「やさい畑」という雑誌は、オーソドックスな栽培法以外に、裏技的な栽培法が紹介されることが多いので、毎回、とても楽しみに目を通しています。
2015年夏号では、「畑野菜の採点簿」ということで、収穫した野菜を「これが100点満点の○○」といって、夏野菜を図解しています。
保育園で収穫した野菜は、すべてが100点満点というわけにはいきません(笑)
トマトの実に亀裂が入る・・・ナスの果皮に茶色い傷痕がついた・・・じゃがいもの形がいびつ・・・とうもろこしの穂が短い・・・などなど、それぞれにその原因が、本には書いています。
「よし、これを参考にして来年は100点満点を目指すぞ~」とは、まったく思いません(笑)。自然相手に、農薬も使わないで、100点なんて恐れ多い・・・と自然への畏敬の念にすり替えてしまう私です。保育園のファームは、子どもたちが野菜を育て、収穫し、楽しんで「おいしい」となることが目的ですので、逆に失敗も教材としては大事なのです。(言い訳ですが・・・)
さて、「やさい畑」を参考に、この秋に新たに取り組みたいことが2つ出来ました。1つは、「秋まきトウモロコシ」の挑戦です。先日食べた「甘くて美味しいトウモロコシの味が忘れられない!」という園児たちの思いも込めます。9月頭にまいたトウモロコシが、11月末に極甘の「寒締めトウモロコシ」になるそうです。
2つ目は、秋トマトの挑戦です。7月上旬に種をまき、収穫は10月下旬です。真夏の管理方法など、手間がかかりますが、挑戦しがいがありますね。こちらは、もう種を植えなければなりません。
子どもたちが、土と戯れ、収穫する時の真剣な眼差しを想像しながら、ホワイトきゃんばすファームも新しいことに挑戦するのです。
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