そして、今回の保育参観の二つ目の目的である「屋上活動の親子体験」を行いました。天気予報は雨でしたが、数人の園児たちの「てるてる坊主」効果で、無風の曇りという最高のコンディションです(笑)
まずは、親子でカゴメ凜々子(りりこ)の植付けです。少しウンチクです。世界には約8000種類のトマトがあるそうです。日本には150種類が出回っているとのことですが、カゴメは、7000種類以上のトマトの種を保有しているそうです。そして、品種改良を続け、数年前にこの凜々子に行きついたそうです。凜々子は、トマトジュースなどの加工用に開発されたトマトですが、そのまま食べても濃厚で美味しいです。
栄養価が高い(普通のトマトの3倍のリコピン)・たくさん収穫できる(1本の苗から50~100個)・冷凍保存できる(そのまま解凍すると外皮がつるんとむける)・ジョイントレスという構造(子どもも収穫しやすい)・・・などなど凄いトマトなのです。もちろん、凜々子の苗は一般に、ホームセンター等では売っていません。主に、カゴメの契約農家が生産しています。
ということで、保護者は苗を、子どもたちは、自分のマークのプレートを持って、植付けが始まりました。最後に「大きくな~れ!」のおまじないをして、自分のマークを土に差し込んでおしまいです。さて、1本から最低でも50個のトマトの収穫ができると、50×48本で2400個の収穫ですね。凄い数字です。
うんちくをもう一つ・・・お医者さんが毎日必ず食べるもの第一位はなんだと思いますか?
乳製品でも、納豆や豆腐、味噌などの大豆でも肉でも魚でもありません。堂々の第一位は「トマト」だそうです。トマトが苦手な園児が、保育園には若干いますので、この夏までにクリアできればいいですね。
さて、トマトの植付けが終わると、子どもたちがいつも通りに遊んでいる姿を保護者には見てもらい、一緒に楽しんでもらいました。入園前の見学時に、必ず保護者を屋上に案内するのですが、今日は、実際に遊びに夢中の子どもたちの姿を見て、大いに感動されたようです。
これからが楽しみなファーム・・・どろんこ広場・・・池で泳ぐ小魚たち・・・砂場・・・ビートルハウス・・・自転車などの乗り物・・・などなど、東京ドームグランドの広さの半分もあるスペース(イオン屋上の面積)にある贅沢な環境を今日は、保護者の皆様にも共感していただきました。
親子での保育園での会話がますます増えることでしょう。保護者の皆様におかれましては、お忙しいところ、またお仕事を早く切り上げて、保育参観に出席いただき心から感謝申し上げます。
コメントをお書きください