悔し涙・・・

今日は、久々に子どもたちの普通の泣き顔でなく、悔し涙をたくさん見ることができました。


夕方のくつろぎタイム。いつもなら子どもたちは、自分の好きな遊びや気の合う園児とそれぞれのペースで自由にすごしている時間ですが、今日は、イス取りゲームをしました。


イスを丸く並べて、そのまわりを音楽に合わせて、子どもたちがまわります。音楽ストップと同時にイスに座るのですが、人数より一つ少ないイスの数なので、一人ずつ「アウト!」となるのです。


さて、勝負の方は、年長の5歳児が圧倒的に強く、3歳児、4歳児はなかなか勝てません。2歳児以下は、まだルールがわからないので、くるくる歩いているだけです(笑)。


そして、予想外の展開です。イスに座れなかった園児の多くが、「悔し涙」を流すのです。当然、最後に勝つのは一人だけですので、嬉し涙の数よりも悔し涙の数ばかりです。

4歳女の子・・・負けず嫌いナンバーワン女の子です。5歳の女の子に勝てず、毎回悔し涙です。顔をくちゃくちゃにして、何度もトライするのですが、どうしても勝てません。


しかし、5回目のトライでようやく一番になることができました。たくさんの悔し涙の後に、ようやく嬉し涙です。そして、いい笑顔が戻ってきました。


子どもたちの負けん気を上手に、次のステップにつなげることを得意とするおやじ園長としては、「悔し涙」は大好きなのです(笑)。今日は、そんな子どもたちの姿を見ることができてうれしかったですね。負けても笑っている園児は、今日はゼロに、ホッとする私です。