今日は、季節はずれの雪が舞いましたね。登園した子どもたちは、「先生!雪が降ってきたよ!」と興奮気味です(笑)
4月になって、桜が散ろうという時の雪は首都圏では5年ぶりだそうです。この冬は、子どもたちの雪遊びも1回しかできなかったので、これが本当の見納めとなるのでしょう。
さて、今日は寺子屋メンバーを連れて、店内探検をしました。いつも1階の食品フロアが多いので、「1階じゃなくて、何階に行きたい?」と問うと、2階(ファッションのフロア)と4階(文具、おもちゃ、100円ショップ、書店のフロア)に分かれました。
「じゃ、多数決で決めるよ。どっちがいいか、手を挙げて・・・」結局、4階になったのですが、2階を主張していた5歳女の子が納得いきません(笑)
「どっちがいいか、決められない時に、人数が多い方にすることが多数決というんだよ。今日は、それで決めたけど、○○ちゃんが2階にしたい理由が、みんなに認められたら、人数が少ない意見で決まることだってあるからね」と説明すると、賢い女の子なので、ここは納得して4階に行きました。
「文具のまち」という大型の文具専門店の奥に、イベントスペースがあります。今日は、何もなく広いスペースだけが空いてます。
「みんな考えて・・・もし、ここにお店を作るのなら、どんなお店を作りたい?」
ここで驚くべき回答が続出です。
先ほどの5歳女の子は、1番に手を挙げて「カフェを作りたいたい。おしゃれなカフェがいいな~」いきなり、耳を疑う発言です。5歳の女の子が「カフェ」という言葉を知っているなんて・・・
次に、じっと考えていたもう一人の5歳女の子が手を挙げます。「私なら、塾を作るわ。イオンには、保育園があって、英語もあるから塾がいいと思う。」これまた、衝撃のコメントです。
そして4歳女の子が答えます。「本屋さんがいい」「えっ、本屋さんは隣にあるけど・・・」「違うよ、本屋さんをもっと大きくして、いろんな本を集めるんだよ」またまたビックリです。
どれも、正解です。大人顔負けのアイデアに、今日は脱帽のおやじ園長です。保育園では、子どもたちにできる限り「自分で考える」ことをさせていますが、ここまで建設的な意見が出るとは・・・子どもたちのノビシロは、無限大ですね。
コメントをお書きください