今日は、保育園ホワイトきゃんばす平成26年度卒園式です。
平成24年5月に開園した保育園も3年の時を経て、いよいよ今年度は3名の卒園児を送り出すことができました。
卒園式ですので、今回は卒園児3名と転園する園児、送る側の園児は3歳以上で行いました。席にきちんと座っていられる園児で、おごそかに、ホワイトきゃんばすらしい卒園式となりました。
子どもたちだけでなく、保護者の皆様も、送る側、送られる側ともに園児たちを見守ります。保育園のお迎えの時間で、保護者同士の交流がたくさんありますので、今日は、保護者の皆様にとっても、我が子だけでなく、卒園児たちをあたたかく見守っていただきました。うれしいですね。
卒園児の一人、6歳女の子が、急きょ3月3日に引越しをすることとなり、今日の卒園式に出席できるかどうか、危ぶまれたのですが、朝から、元気な姿を見せてくれました。先生たちは、涙を流しながら彼女を抱きしめます。彼女は、寂しい思いがたくさんあったはずなのに「泣かなかったよ」と強い心を見せてくれました。
6歳男の子は、障害を持っています。彼が生まれた時に、ママは「生きてさえくれればそれでいい」と思ったそうです。それから、どんどんできることが増え、4月に、ママが出した結論は、「普通の保育園で障害のない子どもたちと普通に生活をさせる」でした。そして、この1年で、特定の友だち関係を築く・・・クリスマス会で演技ができた・・・もちろん生活習慣も普通にできるようになりました。ママが流した涙に、先生たちも彼の成長にかかわり、共有できたことに感謝します。
もう一人の6歳女の子は、3歳の時にホワイトきゃんばすにやってきました。恥ずかしがり屋で、なかなか自分の意見が言えない女の子でした。しかし、この3年間で、見違えるように自信満々の女の子に成長しました。今日の卒園式では、一番落ち着いてます(笑)。ママはプロの画家ですので、彼女も絵がとても上手です。保護者の挨拶では、ママが娘の描いた絵を使って、紙芝居での演出をしてくれました。素晴らしかったです。
おやじ園長からは、ひとりひとりにお手紙を読みます。ひざの上に卒園児を乗せて、まるで読み聞かせをするように、ゆっくり語ります。園長もとても幸せな時間でした。
子どもたちが、たくさん歌い・・・ダンスを披露し・・・入園当時の写真もあって和やかなスライドショー・・・卒園証書も、ホワイトきゃんばすらしい素敵な証書になりました。
今日は、子どもたちに・・・保護者の皆様に・・・そして、何とか号泣せずに卒園式を進行できた先生たちに・・・たくさんの感謝です。
「おめでとう」・・・「ありがとう」・・・
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