今日は3月11日。東日本大震災から4年が経過しました。
保育園でできることの一つに、あすの日本を担う子どもたちに、この震災を伝えていくことですが、園児の中で、震災を記憶している子はいません。2011年3月11日に生まれていた園児は、わずか11名ですが、当時2歳3名、1歳3名、ベビー5名です。
朝の会で、子どもたちを丸く座らせて、東日本大震災の話をしました。あえて、部屋の電気を消します。「震災がどうたらこうたら・・・」と話したところで、1歳の園児たちは、暗い園内にはしゃいで走り回っているし、寺子屋さんでもピンとこないので、こんな話をしました。
「大きな地震があって、家が潰れてしまったり、海に流されてしまったりした人たちを助けた人がたくさんいたんだよ。その人たちは、ご飯を作ったり、洋服を集めてくれたり、お手伝いをしてくれたんだ。みんなも、困っている人がいたら、助けてあげるんだよ。」
保育園の子どもたちには、人のために汗を流せることができる人間に育ってもらいたいですね。
今日は、震災に関しての様々な内容が、テレビや新聞で報道されます。3月11日は、震災を知っている私たち大人の役割を考える大きな一日ですね。子どもたちに、何を伝えるか・・・しっかりと考えてみませんか。
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