新1年生 親の心構え

3月になりました。小学校入学まで1か月・・・初めての学校に不安を感じドキドキの子どもを前に、子どもの不安への向き合い方や学校への関わりなど入学前の親の心構えは?


今日の朝刊、日曜子育てページから・・・昨年ホワイトきゃんばすに取材に来た担当記者の記事でしたので、紹介します(笑)


入学前に子どもに物を示しながら、これまでの成長を振り返ることがいいそうです。例えば、着られなくなった服や履けなくなった靴を見せて「大きくなったね」と話したり、お絵かきや工作を並べて「上手になったね」とほめたり。昔できなかったことができるようになったと実感することで、「小学校ではもっと色々なことができる」と自信を持てるようになるようです。


逆に、「1年生になるのにこんなこともできないの!」と叱るのは、「小学校が大変な場所だという印象を与え、意欲をそいでしまって逆効果」だそうです。


そして、先生との関係づくりも重要だといいます。例えば、授業参観の後の学級懇談会に必ず参加することで、先生とゆっくり話ができ、いざという時に相談しやすくなる。また、子どもが学校を嫌がるなど、学校の対応に不安を感じたときは「我慢して不信を募らせる前に、先生と話すことが肝心」。連絡は、まず担任から。「校長や教育委員会にいきなり電話を入れたり、文書を送ったりする人もいますが、余計な混乱を招いて担任との間に壁をつくってしまう。」とのことです。


私が、PTAにかかわっていた時には、様々な親を見てきましたが、何か問題が発生した時に、感情的に学校と対立姿勢を示すのは、自分の子供を不幸にするだけでなく、問題解決の妨げになります。


また、自分の子供の言い分を100%信じるのは、親としては素晴らしいことと思われがちですが、どんな子供でも、自分に都合のいい嘘をつくことがあります。それも踏まえて、冷静に学校と話をすることが大事です。当然、嘘について、子供を責めてはいけません。


子どもにとって、小学校生活で起きる様々なトラブルが、長い目で見ると、「生きる力をつける大きな経験をしている」と親は受け止め、冷静に今起こっている問題を解決するスタンスが必要ですね。


言うが易し・・・保護者が一人で問題を抱えこまないことにつきます。


ホワイトきゃんばすの卒園生も入学後のトラブル無しはありえません。当然、ずっと見守っていきますし、卒園後も保護者から頼りにされる園長でありたいものですね。